Vegan Ramen UZU Tokyo

2021.10.08(金)チームラボプラネッツ, 豊洲, 東京

「withコロナ社会」に提案する食空間。

豊洲にあるチームラボプラネッツの敷地内にオープンしたヴィーガンラーメン店「​​Vegan Ramen UZU Tokyo」は、キッチンを中心に、屋外空間と屋内空間が一体となっている。 新型コロナウイルスの影響を受け、人々の飲食形態も変化しつつある。食事の宅配サービスを利用する人が増え、レストラン以外の自分の好きな場所で、レストランで提供される食事を楽しむことが日常化し、屋外での食事の機会も増えている。それに伴い、レストランという業態自体の、新しいありかたを模索したいと考えた。 「​​Vegan Ramen UZU Tokyo」では、キッチンで提供された食事を、小さな建物内のギャラリー、または、屋外にある2つの作品空間のどちらでも飲食できるように計画した。 キッチンに併設された建物内のギャラリーでは、テーブルや椅子などの物理的な境界面から自由になった作品《虚像反転無分別》の空間とし、作品空間に没入しながら食事が可能である。 また、屋外空間には、キッチン前に、天板が鏡面の《空と火のためのロングテーブル》を配置。テーブルには、パブリックアート《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》と空が映り、作品、自然と一体となりながらラーメンを食べることができる。 隣接して配置された《ひとつなぎのベンチ》は、三次元上に一筆書きで描かれたようにつながっているため、高低差を生かしてテーブル兼ベンチとして食事を可能にしている。同時に、地域の人が散歩の途中に休憩したり、子供たちが遊具として遊んだり、使用する人々によって、機能が自由に変化する。 屋外空間と屋内空間だけでなく、周辺の自然環境や作品が一体となるようなスペースである。レストランのキッチンを中心として、地域の人や親子連れなど多様な人たちが、「食べる」、「休む」、「遊ぶ」といったそれぞれの過ごし方を、同じ空間に共存しながら楽しめる場所を目指した。
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Vegan Ramen UZU Tokyo

2021.10.08(金)

チームラボプラネッツ, 豊洲, 東京

「withコロナ社会」に提案する食空間。

豊洲にあるチームラボプラネッツの敷地内にオープンしたヴィーガンラーメン店「​​Vegan Ramen UZU Tokyo」は、キッチンを中心に、屋外空間と屋内空間が一体となっている。 新型コロナウイルスの影響を受け、人々の飲食形態も変化しつつある。食事の宅配サービスを利用する人が増え、レストラン以外の自分の好きな場所で、レストランで提供される食事を楽しむことが日常化し、屋外での食事の機会も増えている。それに伴い、レストランという業態自体の、新しいありかたを模索したいと考えた。 「​​Vegan Ramen UZU Tokyo」では、キッチンで提供された食事を、小さな建物内のギャラリー、または、屋外にある2つの作品空間のどちらでも飲食できるように計画した。 キッチンに併設された建物内のギャラリーでは、テーブルや椅子などの物理的な境界面から自由になった作品《虚像反転無分別》の空間とし、作品空間に没入しながら食事が可能である。 また、屋外空間には、キッチン前に、天板が鏡面の《空と火のためのロングテーブル》を配置。テーブルには、パブリックアート《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》と空が映り、作品、自然と一体となりながらラーメンを食べることができる。 隣接して配置された《ひとつなぎのベンチ》は、三次元上に一筆書きで描かれたようにつながっているため、高低差を生かしてテーブル兼ベンチとして食事を可能にしている。同時に、地域の人が散歩の途中に休憩したり、子供たちが遊具として遊んだり、使用する人々によって、機能が自由に変化する。 屋外空間と屋内空間だけでなく、周辺の自然環境や作品が一体となるようなスペースである。レストランのキッチンを中心として、地域の人や親子連れなど多様な人たちが、「食べる」、「休む」、「遊ぶ」といったそれぞれの過ごし方を、同じ空間に共存しながら楽しめる場所を目指した。

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チームラボアーキテクツ デジタルテクノロジー、アート、生物学、建築の境界を越え、新しい時代の都市と自然と人々のありようや、新たな建築や空間のありようを模索する建築集団。 河田将吾(KAWATA Shogo) デジタルテクノロジー、アート、生物学、建築の境界を越え、新しい時代の都市と自然と人々のありようや、新たな建築や空間のありようを模索する建築集団チームラボアーキテクツの代表。
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