森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス, ボーダレスワールド
2018.06.20(水)チームラボボーダレス, お台場, 東京
ボーダレスワールド
東京お台場に「チームラボボーダレス」というミュージアムが完成した。
順路がなく、来場者はさまよいながらアートを体験する。
美術作品を展示するとき、作品は移動せず独立しているのが普通である。
しかし、ボーダレスワールドの作品群は特定の居場所を持たない。
複数の移動する作品と鑑賞者が共に空間をつくりあげていくのだ 。
作品自体が移動し、作品同士が関係を持ち、作品空間に鑑賞者が影響を与えている。
つまり空間は有機的に変化し、同じ状態は存在しない。
また、鑑賞ルートは固定され、同じ場所には2度こない順路が設定される通常の美術展示とは対照的に、ボーダレスワールドには決まった順路はなく、同じ場所に何度も訪れることになる。
今回の展示では、訪れた人が、同じ場所を違う場所のように感じる空間設計を行った。
例えば、同じ場所でも出入口を複数にしたり、下から見えたり、上から見下ろすことができる場所が設けられている。
さらに、中に入ることができる作品も、外から覗けるようすることで、同じ作品も違った視点から鑑賞することができる。
結果、鑑賞者は作品を巡りながら、永遠に広がりのある空間を彷徨うことになる。
情報社会以前の空間は、物質のみでつくらていた。空間は変化なく固定化されたものだった。
情報社会以降、空間は物質から解放された。
物質から解放された空間は、物理的な制約から解放され、人と関係を持ちながら有機的に変化する。ある人の振る舞いが空間を変容させ、その変化し続ける空間を他者と共有する。
空間は、我々に一方的に与える存在から、参加することで我々が変化を与えることができる存在になる。
森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス, ボーダレスワールド
2018.06.20(水)
チームラボボーダレス, お台場, 東京
ボーダレスワールド
東京お台場に「チームラボボーダレス」というミュージアムが完成した。
順路がなく、来場者はさまよいながらアートを体験する。
美術作品を展示するとき、作品は移動せず独立しているのが普通である。
しかし、ボーダレスワールドの作品群は特定の居場所を持たない。
複数の移動する作品と鑑賞者が共に空間をつくりあげていくのだ 。
作品自体が移動し、作品同士が関係を持ち、作品空間に鑑賞者が影響を与えている。
つまり空間は有機的に変化し、同じ状態は存在しない。
また、鑑賞ルートは固定され、同じ場所には2度こない順路が設定される通常の美術展示とは対照的に、ボーダレスワールドには決まった順路はなく、同じ場所に何度も訪れることになる。
今回の展示では、訪れた人が、同じ場所を違う場所のように感じる空間設計を行った。
例えば、同じ場所でも出入口を複数にしたり、下から見えたり、上から見下ろすことができる場所が設けられている。
さらに、中に入ることができる作品も、外から覗けるようすることで、同じ作品も違った視点から鑑賞することができる。
結果、鑑賞者は作品を巡りながら、永遠に広がりのある空間を彷徨うことになる。
情報社会以前の空間は、物質のみでつくらていた。空間は変化なく固定化されたものだった。
情報社会以降、空間は物質から解放された。
物質から解放された空間は、物理的な制約から解放され、人と関係を持ちながら有機的に変化する。ある人の振る舞いが空間を変容させ、その変化し続ける空間を他者と共有する。
空間は、我々に一方的に与える存在から、参加することで我々が変化を与えることができる存在になる。
インフォメーション
Press kit for mediaプロジェクト名
森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス, ボーダレスワールド
竣工
2018.06.20(水)
場所
東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン 2階
マップオフィシャルサイト
ABOUT US
チームラボアーキテクツ
デジタルテクノロジー、アート、生物学、建築の境界を越え、新しい時代の都市と自然と人々のありようや、新たな建築や空間のありようを模索する建築集団。
河田将吾(KAWATA Shogo)
デジタルテクノロジー、アート、生物学、建築の境界を越え、新しい時代の都市と自然と人々のありようや、新たな建築や空間のありようを模索する建築集団チームラボアーキテクツの代表。
森ビル株式会社
東京・港区を拠点として都市再開発事業を行う総合ディベロッパー。
職・住・学・遊・憩などの様々な都市機能が集約されたコンパクトシティを創り、育むことで、首都・東京の磁力を高めていくことを目指している。
細分化された土地を集約し、建物を高層化することで、地上部に空地を生み出し、緑地や人々の交流の場を創出する「Vertical Garden City - 立体緑園都市」を都市づくりの理念として掲げ、国内ではアークヒルズ(1986年)、六本木ヒルズ(2003年)、虎ノ門ヒルズ森タワー(2014年)や、海外では上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center)等、数々の都市再開発事業を手掛ける。
他にも、不動産賃貸・管理事業、分譲事業、コンサルティング事業なども行う。