百年海
2022.07.06(水) ※オープンは2022.07.15(金)徳島市, 徳島県
百年海
徳島市の飲食店「百年海」の店舗設計を担当。
作品《百年海図巻 [上映時間: 100年]》も展示。
水産資源が豊富な徳島市の海沿いに、未利用魚(※1)や規格外野菜(※2)を食材として使う飲食店の内装デザインを行なった。
空間は、徳島に縁のある素材を使っている。
徳島の藍を使った左官と徳島の和紙で仕上げた壁、藍染の暖簾、藍染の木板、徳島の青石を使った押し板つきの扉など、なるべくその場所でとれたものを集めて空間をつくるように努めた。空間の真ん中には、藍の入った左官でつくられた1枚のテーブルがキッチンを囲むように配置し、壁にはチームラボによる海をモチーフとした映像作品《百年海図巻 [上映時間: 100年]》を投影した。
壁は、海が立体的に見えるように、多角形に重なりながら存在するように配置し、食事をする人が、まるで海の中で食事をしているかのような見た目になるようにした。
我々人類は、海なくして生きていけない。
世界とつながる海沿いにできたこの飲食店で、海に囲まれながら、未利用魚の料理を食べることで、いま我々が生きている環境について考える時間を持てたらと思っている。
※1:傷がついてしまったり、形が悪かったり、もしくは、あまり知られていないという理由で市場で値がつかなく、捨てられてしまう魚のこと。
※2:形がよくなかったり、傷がついているという理由で出荷が出来ず、廃棄処分される野菜のこと。
百年海
2022.07.06(水) ※オープンは2022.07.15(金)
徳島市, 徳島県
百年海
徳島市の飲食店「百年海」の店舗設計を担当。
作品《百年海図巻 [上映時間: 100年]》も展示。
水産資源が豊富な徳島市の海沿いに、未利用魚(※1)や規格外野菜(※2)を食材として使う飲食店の内装デザインを行なった。
空間は、徳島に縁のある素材を使っている。
徳島の藍を使った左官と徳島の和紙で仕上げた壁、藍染の暖簾、藍染の木板、徳島の青石を使った押し板つきの扉など、なるべくその場所でとれたものを集めて空間をつくるように努めた。空間の真ん中には、藍の入った左官でつくられた1枚のテーブルがキッチンを囲むように配置し、壁にはチームラボによる海をモチーフとした映像作品《百年海図巻 [上映時間: 100年]》を投影した。
壁は、海が立体的に見えるように、多角形に重なりながら存在するように配置し、食事をする人が、まるで海の中で食事をしているかのような見た目になるようにした。
我々人類は、海なくして生きていけない。
世界とつながる海沿いにできたこの飲食店で、海に囲まれながら、未利用魚の料理を食べることで、いま我々が生きている環境について考える時間を持てたらと思っている。
※1:傷がついてしまったり、形が悪かったり、もしくは、あまり知られていないという理由で市場で値がつかなく、捨てられてしまう魚のこと。
※2:形がよくなかったり、傷がついているという理由で出荷が出来ず、廃棄処分される野菜のこと。
インフォメーション
Press kit for mediaプロジェクト名
百年海
プロジェクト開始日
2021.12.09(木)
竣工
2022.07.06(水) ※オープンは2022.07.15(金)
ABOUT US
チームラボアーキテクツ
デジタルテクノロジー、アート、生物学、建築の境界を越え、新しい時代の都市と自然と人々のありようや、新たな建築や空間のありようを模索する建築集団。
河田将吾(KAWATA Shogo)
デジタルテクノロジー、アート、生物学、建築の境界を越え、新しい時代の都市と自然と人々のありようや、新たな建築や空間のありようを模索する建築集団チームラボアーキテクツの代表。