都市:パーソナライズドシティ
これまで都市では、都市のパブリックなもの、つまり、噴水、信号、広場などと、パーソナルなもの、つまり、スマートフォン、車、家などとは、完全にわかれていた。
デジタルテクノロジーによって、いままでパーソナルだったものを、シェアリングすることによって、都市のパブリック性は、大きく変わっていく。
パーソナルな車が、シェアリングされて公共タクシーになったり、パーソナルな部屋がシェアリングして、ホテルになったり、都市においてパブリックな役割を担うようになった。
僕らが考える新しい都市、これまで、パブリックであったもの、噴水や、広場のようなものを、デジタルテクノロジーでシェアリングして、パーソナルにできると考えている。
そうすることで、これまでの都市のパブリックと、パーソナルの境界はなくなり、全く新しい都市になっていくのではないかと考えている。
ただし、パーソナル化した時、他者にとっては、公共性がなくなってしまう。
チームラボは、都市そのものが、デジタルアートであった時、パーソナル化しても、それが、当事者も含んだアートになることで、パブリック性を維持できると考えている。