teamLab Architects

クリスタルフォレストスクエア(計画中)

teamLab Architects, 2021予定

PLAY MOVIE youku

クリスタルフォレストスクエア(計画中)

teamLab Architects, 2021予定

この建築は、敷地に配置される情報を持つ柱で構成された広場である。そしてこの柱を我々はクリスタルツリーと名付ける。
このクリスタルツリーはハーフミラーに覆われた光の点の集合でできた柱である。
クリスタルツリーは数学的なルール(中心部から離れると、二次曲線で密から疎になる)によって変形されたハニカム構造を基本として配置されている。

中心部には、天井と壁がガラスでつくられた空間が配置される。中心にはクリスタルツリーはなく、空洞となっている。

また、中心部近くのクリスタルツリーは、建築的合理性によりグリッド状に配置される。
ハニカム配置の部分と、グリッド配置の接点は、近い柱同士の平均値に配置され、グリッド配置とハニカム配置は連続する。
クリスタルツリーが連続的に密度を変えていくことによって、クリスタルツリーは中心部から遠い位置では独立した存在である。中心部に向かうにつれ、柱の密度は上がり、柱が新たな空間を形成する。さらに、中心部は高密度な柱によって、象徴性を生み出す。

断面計画においては、各クリスタルツリーの高さは三角関数による数式で決定され、中心が最も高く放射状に下がっていく。
クリスタルツリーの光の点群は、全体で制御され、各クリスタルツリーを越境して1つの光の塊として変化する。それは、ガラスの壁と天井を越境した建築の外形となる。 そして、光の塊はそこにいる人々のふるまいによって変化する。つまり、光の塊が、個人のふるまいによって変化していく曖昧な建築の外形となる。

ある空間が、その瞬間、パーソナルな意味を持つ空間としての光の塊になった時、その光の塊が他者にとって美しいならば、パブリックであり続けると考えている。

中心の空洞は、個人の祝祭のための空間である。つまり時間でシェアリングされたパーソナルな空間として機能する。個人の祝祭のための光の塊が、他者にとって場の象徴性を維持するならば、パーソナルな空間はパブリック性を維持し続けるだろう。 逆に言うならば、個人の祝祭のためのパーソナルな空間は緩やかに全体に広がるだろう。つまり、広場全体で個人は祝福されるのだ。

このクリスタルフォレストスクウェアが、パブリックな空間を担保しつつ、個人的な祝祭に満ちていくならば、そして、広場全体によってその個人的な祝祭が行うことができれば、 広場は、パブリックな空間とパーソナライズドされた空間が共存していく新しい都市の象徴的な広場となっていくだろう。